ウェイト版タロットのカップの2の意味の解説です。(2026年3月29日 改定)
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カップの2 図柄の解説

カップの 2 は、愛情・精神的な つながりがもたらす調和をあらわしています。愛や友情のはじまり、新しい関係のスタートを示唆するカー ドです。
アーサー・ウェイトはこの絵柄に対して『若者と乙女がお互いに誓いを述べている』という解説を加えています。愛情を表すカップが調和的にはたらくとは、どちらかが一方的に相手を思うののではなく、お互いがお互いのことを思い合い、そこにかけがえのない絆が生まれることを表します。ここに描かれているのは一組の男女ですが、恋愛に限らず、すべての素晴らしい人間関係は、お互いがお互いを信頼し、思い、尊重することによって成立することをこのカードは教えてくれています。
キーワード
誓約・紐帯
正位置
素晴らしい人間関係が結ばれること、良好な関係がつくられることを意味します。相手がいる場合にはその相手との関係を意味しますが、仕事などの場合には取引先との関係性であったり職場での関係性であったりします。
また、相手がいない問題に対しては「自分との関係性」という可能性もあるのではないかとおもいます。
逆位置
逆位置では正位置で結ばれていた「調和的な関係」が過剰であったり不足であったりしている状況であることをあらわします。実はアーサー・ウェイト自身はこのカードの逆位置に特に解説は加えていません。正位置で描かれた人間関係のスタートが過剰にせよ、不足にせよ、機能不全を起こしている状態をあらわすと予想されます
逆位置を不足として読む場合
不足の場合には、関係の破綻や悪化、信頼関係を結ぶことができないことなどを表します。カップの2は「今ある関係」というよりも「新しい絆を結ぶ」ことが中心となるカードです。そのため、それが不足している時には理想的な関係をつくることができないことをあらわすでしょう
逆位置を過剰として読む場合
過剰で働く場合には、関係性への過剰な期待や依存によるトラブルをあらわします。人間関係はすばらしいものですが、依存度が高すぎると嫉妬や執着といった問題を引き起こします。ある特定の関係への執着がトラブルを生むことを逆位置の過剰では示唆しています
逆位置を前向きな意味やアドバイスとして読む場合
人間関係の終わりや破綻はとても悲しいものですが、いわゆる「悪縁」を断ち切ることで新しい関係をスタートすることができる場合もあります。関係性の解消を前向きに捉えて、そこから新しい関係性をスタートしていくことを示唆することもあります。
カップの2の状況別の意味
カップの2の仕事での意味
正位置
- 理想的なビジネスパートナーとの出会い
- 職場や取引先での素晴らしい仕事上でのご縁に恵まれる
- 両者が完全に納得のできるフェアな取引の成立
逆位置
逆位置を不足として読む場合
- ビジネスパートナーと良好な関係が築けない
- 仕事上では問題がないが、温かみに欠ける職場や取引先との関係性
- どちらか一方だけに有利な不満の残る契約
逆位置を過剰として読む場合
- 人間関係を重視しすぎており、忖度が増えてしまっている職場環境
- 相手の顔色を伺いすぎている
- 仕事内容に集中することができていない
逆位置を前向きな意味やアドバイスとして読む場合
- 相手からどう思われるかよりもビジネスの中身を重視する
- 職場での人間関係にあまりこだわりすぎない
- 完全な合意が得られないとしても、なるべく妥当な妥協点を探す
カップの2の恋愛での意味
正位置
- 最高のパートナーとの出会い
- 素敵な恋愛の始まり
- お互いに心が通じ合う素晴らしい関係
逆位置
逆位置を不足として読む場合
- 肉体だけの関係になってしまうおそれ
- 片思い、通じ合わない気持ち
- 恋愛として発展させていくことができない
逆位置を過剰として読む場合
- 相手からの感情が重すぎてすすみにくい
- 理想の恋愛へのこだわりが強すぎる
- 恋愛そのものへの依存や幻想が強すぎる
逆位置を前向きな意味やアドバイスとして読む場合
- 気持ちだけでつっぱしらない
- 恋愛だけにこだわりすぎないことも大切
- 相手の気持ちよりも、自分がどうありたいかを今は大切にする
カップの2 家庭・恋愛での意味
正位置
- 硬い絆で結ばれた夫婦
- 最高の結婚ができる
- とても強い絆で結ばれた家族
逆位置
逆位置を不足として読む場合
- お互いへの信頼や愛情が不足している結婚・家族生活
- 不満があるわけではないが、もっといい選択があるような気がする結婚
- 家族以外のところに目がむいている
逆位置を過剰として読む場合
- 相手への依存が大きすぎる結婚生活
- 親離れ・子離れができない家庭
- 相手を縛り付けてしまっている結婚・家族生活
逆位置を前向きな意味やアドバイスとして読む場合
- お互いに依存しすぎない、独立した関係も大切にする
- 夫婦・家族だけでなく一人一人の時間も大切にする
- 盲目的に相手を信用しすぎないことも大切

























タロットの初心者です。勉強に使わせてただいております。
カップの2について状況別の、仕事、恋愛、家庭結婚が抜けておりました。
もし気づかれていないようでしたらと思い、コメントさせていただきました。
ご指摘ありがとうございました。カップの2の解説だけ古いままになっておりました。改訂させていただきました。