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むぎのタロット講座 第3話 正位置・逆位置について/大アルカナ概説

むぎのタロット講座

第3話:正位置・逆位置について・大アルカナ概説

このお話で学べること

  • タロットの正位置・逆位置の読み方が理解できる
  • 大アルカナのカードの意味をざっと理解できる
  • カードを読む時の注意点がわかる

3ー1 大アルカナの概説・カードの読み方

ホップ
うーん。78枚と22枚ってきいたときは、
大アルカナだけなら22枚でいいからラッキー
なんておもったけど、22枚も結構たくさんあるねえ。
むぎは覚えなくていいっていってくれたけど
多すぎちゃってひよっちゃうなあ。
むぎ
そうだね。
節制とか、普段使わないような
言葉もでてくるからねえ。
ホップ
前、タロットは覚えるんじゃなくて理解するんだよって話でさ
「カードをよくみて」って話してくれたんだけど
カードを読んだり、見たりするときに何かポイントってないかな?
むぎ
そうだね。

  • まずは、各カードのキーワードをざっくり理解すること

かなあ。
タロットには「正しい意味」っていうのが原理的に存在しないんだけど
それでも1枚1枚の細かい意味を捉える前に、まずはざっくりとキーワードを
理解しておくと、1枚1枚のカードの意味も捉えやすくなるんじゃないかなと思うよ

ホップ
なるほどねえ
だいたいどんなかんじか、わかってから細かいところ見て行ったほうが理解しやすいってことだね。
むぎ
そういうことだね。
あとは、

  • マルセイユ版と比べてみる

のも大切だね。
ウェイト版は、マルセイユ版をベースに作られてるんだけど
ほとんどそのままの構図のものもあれば、
大幅に構図や順番が変えられているものもある。
んで、構図や順番が変えられてるものっていうのは、
そこにアーサー・ウェイトの大きな意図があるはずなんだよ。
タロットカードは、もともと占いのカードじゃなかったものに、
占いとしての機能や解釈。それから秘教的な意味付けを追加された
後付けのカード
なんだ。
「0の愚者から21の世界までの人間・世界完成の旅を描いたものだ」
っていう人がいたらそれは間違いじゃないし
「カバラや占星術に密着に対応している」
っていう人がいるのも間違ってない。
「ユング心理学的解釈ができる」
っていう意見にも僕は反論しない。
ただ、まだ何もやってない人が
カバラや占星術まで一気に手を広げたりすると
わけがわからなくなるし、
タロットはいくらでも拡張解釈してかまわないものだからキリがない。

ただ、少なくとも、
アーサー・ウェイトがマルセイユ版からウェイト版タロットを作るときに
わざわざ加えた編集の中には
彼がカードを作り上げる上での強い意味があるはずなんだ。
タロットカードが絵柄から解釈するという性質をもってるものなら
それは尊重してもかまわないよね。

ホップ
・・・むぎはスイッチがはいると
お話とってもながくなるね。
でもありがとう。
まずは、

  • 大アルカナの各カードのキーワードをざっと理解すること
  • マルセイユ版から大きく絵柄が変わってるカードを特に注意しておくこと

っていうポイントが大事になるんだね。

むぎ
あくまで、「僕ならまずこれをやる」って話だけどね。
マルセイユ版との構図の比較は各カードの意味を説明するときに
詳しく説明するから、
今はそのポイントだけ覚えておいてね。
今回は、大アルカナの各カードのキーワードだけまず理解しよう。

3ー1 大アルカナ概説・カードの読み方

3-1-1 大アルカナ概説

1枚1枚のカードの意味を理解する前に、まずはざっくり、各カードを眺めて
キーワードを理解しましょう。
各カードのキーワードは以下の通りになります。

番号 名前 キーワード
O 愚者 自由・混沌
1 魔術師 能力・意思
2 女教皇 神秘、精神
3 女帝 慈愛、豊穣
4 皇帝 社会、権力
5 法王 信仰、奉仕
6 恋人たち 関係、選択
7 戦車 闘争、勝利
8 克己、自律
9 隠者 観照、内省
10 運命の輪 機運、命運
11 正義 公正、決断
12 吊るされた男 試練、修練
13 死神 終止、終了
14 節制 均衡、節度
15 悪魔 欲望、堕落
16 破壊、撹乱
17 希望、天恵
18 欺瞞、流転
19 太陽 成功、繁栄
20 審判 奇跡、復活
21 世界 完全、完成

上記の表はあくまで、キーワードにすぎず、
おそらくこのキーワードも本によって少しずつ違っているはずです。

ここで大切なのは「絶対的な正解」を捉えることではなく
「ざっくりしたイメージ」で理解することです。

絵を描くときに、細部を作り込んでしまうと
後から全体のバランスを修正することはできませんが
全体像や構図をざっくり描いてから細部を作り込むことは可能です。

知識も同じで、細部を覚えることに終止すると
「大局」を捉えることはできません。

1枚1枚のカードを細かく覚える前に、
「大アルカナの全体像」を把握しましょう。

3-1-2 ウェイト版とマルセイユ版を比べてみよう

ウェイト版大アルカナを理解する上でもう一つポイントにしてほしいのが
「ウェイト版とマルセイユ版の絵柄の比較」です。

ウェイト版は、マルセイユ版をベースに作られていますが、
カードによって構図がほとんど変わっていないものもあれば、
大幅に絵柄が変えられているものもあります。

例えば、悪魔のカードマルセイユ版からウェイト版で構図的にはあまり変化がありませんが・・

 

マルセイユ版悪魔

 

ウェイト版悪魔

恋人たちのカードはマルセイユ版ウェイト版で大きく絵柄がかわっており、
しかも、わざわざ、
「恋人たち」のカードを「マルセイユ版」の悪魔のカードとそっくりの構図にしています。

マルセイユ版恋人たち

 

ウェイト版恋人たち

ここから、
「アーサー・ウェイトはなぜ、わざわざ恋人の構図と悪魔の構図を
 そっくりにしたんだろう?」
という問題意識が生まれます。

(さらに細かくみていくと、なぜ、ウェイトの恋人の女性だけが
 天使をわざわざみているのか、そして
 他のカードに比べて、やたらとこの天使が抽象的な描かれ方を
 しているのはなぜか?(節制などと比べてみてください)
 っていうかこれ、天使じゃないんじゃないか??
 みたいに、どんどんこのカードへの興味が出てくると思います)

問題意識が生まれると、
あなたは「主体的な学習者」になり、
ただ、諾々と意味を覚えている状態よりも
はるかに深く、早くカードを理解できるようになります。

タロットは、原理的に「これが正解!」という読みはなく
(基本はおさえつつも)あなたの読みを作っていくこと
大切になってきます。

タロットの勉強を何からやっていいかわからない、という人は

  • 全体をざっくり捉える
  • マルセイユ版ウェイト版を比べて自分の問題意識を作り出す

というところからはじめてみてください。

 

3ー2 正位置・逆位置の考え方

ホップ
ねーねーむぎ。
1枚引きでタロットを読み始めてみたんだけどさ
正位置逆位置ってどういう風に考えるの?
逆の意味になっちゃうってこと?
むぎ
逆になる場合もないわけじゃないけど
基本的にはその概念のネガティブな働きで解釈する感じだね。
ホップ
ガイネンのネガティブなはたらき?
むぎ
そうだねえ。
例えば、ぼくはホップの元気なところ
すごく素敵だと思うんだけど
ホップ
?!
どしたの。突然ほめてくれて。
むぎ
でも、時々元気すぎて
静かにしてほしいなあっていうときもあったりするじゃん?
ホップ
うわあ。一瞬の上げ下げすごい。
むぎ
そんなかんじで、全ての特性は
よく働く場合と悪く働く場合があるんだよ。
ホップ
なんとなくそれはわかったけど
それをタロットにどう生かすの?
むぎ
正位置と逆位置の解釈を考えるときには
西洋の古典的な徳の認識を意識するとわかりやすいと思うんだよね。
ホップ
(あ・・・これ、むぎのスイッチはいったパターンだ・・)
むぎ
アリストテレスがその後の西洋思想に大きな影響を与えた
古代ギリシャの偉大な哲学者であるということには
異論を挟む余地はないと思うんだけど、
彼の功績は端的にいうと、「いろいろな概念を分類してラベリングしたこと」だと
僕は思うんだ。
彼は著書の中でいろんなものに名前をつけて、分類していくわけなんだけど
様々な「善悪」に名前をつけて、ラベリングしていった著書「ニコマコス倫理学」の中で
人々が目指すべき「徳」とは
「メソテース=中庸」な状態である
って述べてるんだよ。
ホップ
うん。まったく理解してないから
必要なことだけ教えて!
むぎ
簡単にいうと、
「絶対的にいい行為・感情や悪い行為・感情があるわけじゃなくて、
 いろいろな行為・感情の
「ちょうどいい量=メソテース=中庸」である状態が  「徳」のある状態である

って述べたんだよ。
ホップ
なるほど、わからん。
むぎ
そうだねえ。ホップ、「勇気」っていいことだと思う?悪いことだと思う?
ホップ
え?そりゃいいことでしょ。
勇気があるって褒め言葉じゃん。
むぎ
確かにね。
でもさ、勇気がありすぎて
誰彼かまわず噛み付いて喧嘩うって、
ずっと牙をむきっぱなし
ってのはいいことなのかな?
ホップ
それはダメだよー!
喧嘩ばっかりになっちゃうじゃん。
むぎ
そのとおり。
でもさ、勇気がなさすぎて、
ずっとビクビク人の顔色うかがってるのもよくはないよね。
ホップ
そうだねえ。
良くはないよねえ。

あ、そうか。勇気そのものは良くも悪くもないんだけど
勇気がちょうどいい量ある状態がいいことで
多すぎても少なすぎても状態としてはよくないんだね!

むぎ
そういうこと。
今の勇気の例えでいうなら、アリストテレスは

  • 勇気が過剰な状態→蛮勇 は徳のある状態ではない
  • 勇気が少なすぎる状態→臆病 も徳のある状態ではない
  • 勇気が適切な量である状態が、「勇敢」で徳のある状態である

っていうまとめ方をしてるね。
だから、正位置で出ているときは
その概念が中庸の状態であること
逆位置で出ているときは その概念が過剰だったり少なすぎる状態で中庸から外れている状態であること
だって考えるといいかもね。
もっとも、タロットはアリストテレスの徳を元に作られたカードではないから
すべてがこれで片付かないんだけど、
逆位置の時は、過剰の場合も少なすぎる場合もあるって捉えるだけでも
だいぶん読みやすくなると思うよ

ホップ
あ、だから
まずは大アルカナのざっくりしたキーワード
捉えることが大事って教えてくれたの?
むぎ
そのとおり!
タロットは細かい意味を捉える前に、まずは
カードがもっているざっくりした概念を
自分なりに噛み砕いたほうがいいと僕は思うんだ。

例えば、魔術師のキーワードは「創造」「意図」だけど

  • 「創造」や「意図」が過剰すぎる状態って、具体的にどういう状態か?
  • 「創造」や「意図」が少なすぎる状態って、具体的にはどういう状態か?
  • それが恋愛の場面ではどういう意味になるのか?
  • 仕事の場面ではどういう意味になるのか?

っていうのは、人から教わるよりも、
自分の言語で整理したほうがいいと、僕はおもうからね。

ホップ
うー・・・・
なんかわかるような、わかんないような・・・
むぎ
まあ、習うより慣れろ、だよ。
じゃあちょっと、例をあげて一緒に読んでみようか。

3-2 正位置・逆位置の解釈について

「逆位置って正位置の反対の意味になるんですか?」
「逆位置なのに過剰で解釈していいんですか?」
「逆位置って悪い意味ですか?」

などなど、正位置、逆位置に関する解釈のご相談はとても多いです。

例えばアーサーウェイトの著書を紐解いてみても

魔術師
  • 正位置:手腕。外交。手際。巧妙。災い。苦痛。損失。災害。敵の罠。自信。意思。男性の質問者。
  • 逆位置:医者。賢者。精神病。不名誉。不安。
と、それぞれの向きの意味を説明しており、
ますますもって、よくわかりませんし、
自分の占いにそのまま落とし込むのはむつかしそうです。
正位置・逆位置についても絶対的な正解はありませんが、
一つヒントになるのが
アリストテレスの「中庸=メソテース」の概念だと思います。
詳しくは 上記文献にでてきますが、
ざっくり説明すると
中庸=メソテースとは
  • 「徳」とは、行為・感情が、超過や不足ではない「中庸=メソテース」にある状態のことである
  • 例えば勇気超過状態=蛮勇でも、不足状態=臆病でもない、中庸な状態で「勇気」という徳となる
  • 人にとって理想的なのは行為・感情を「中庸」に保つことである
ということです。

タロットカードにこれを当てはめると

  • 正位置はそのカードが示す概念が「中庸」にある
  • 逆位置はそのカードが示す概念が「中庸」から外れ、過剰または不足の状態にある
と、読み替えることができます。
もちろん、上記の読み替えが難しいカードや状況もあるのですが、
正位置・逆位置を解釈する上での一つの指針となるのではないかと思います。

以下に鑑定例を挙げて紹介します。

鑑定例
  • この鑑定例は、架空のものであり、実際に寄せられた依頼ではありません。
  • むぎのタロットでは御依頼主の承諾なく、鑑定例をご紹介することはありません。

依頼内容

    • 長らく友人関係を続けている相手と、恋愛関係になりたい。彼は私をどう思っているのか?
    • 結果 審判(逆)・女帝・女教皇(逆) アドバイス:月(逆)
    • 審判のキーワード:奇跡、復活
    • 女帝のキーワード:慈愛、豊穣
    • 女教皇のキーワード:神秘、精神
    • まず、中心の女帝のカードが正位置で出ていることから、
      この相手は、相談者のことを
      恋愛対象として認識していることが理解できる。
      その両脇の審判のカードと女教皇を過剰と捉えるか不足と捉えるかがポイント。
      まず、女教皇のキーワードを不足と捉えた場合、
      相談者のことを「無神経」「面白みがない」と捉えているということになるが
      恋愛対象だと認識している女帝と矛盾する。
      それよりも、過剰であると捉え、
      相談者のことを
      「精神的なつながりを何より重視している」「侵し難いものだと考えている」
      と捉えたほうが話が通る。
      また、審判に関しては不足と解釈すると、
      「特別なものを感じていない」「劇的な展開を全く期待しない」
      ということになるが
      これも、女帝の結果と矛盾する。

      それよりも、過剰と解釈し、
      「関係が進むためには決定的な展開・タイミングをまっている」

      と解釈したほうが筋がとおる。

    また、アドバイスが月の逆位置で、「この人を信じたほうがいい」と解釈できることから
    この占いは、

    「彼は相談者を十分女性として意識している。
    恋愛対象というより、障害のパートナー、結婚相手として意識している。

    しかし、それであるがゆえに、彼にとっては
    今はまだ関係を進める決定的な瞬間ではないと考えている
    彼を信じてこのままの関係をしばらく楽しむほうがいい」
    という答えになる。

と、いうような形で、
逆位置が出た時には「過剰」と判断する場合と「不足」と判断する場合
どちらが他のカードや状況と整合性があるかを

判断しながら読んでいくと
色々な状況に対応したリーディングがやりやすいと思います。

次回からは、いよいよ、具体的なカードの解説にはいっていきますが、

カードの意味が完全にわかってなければ占いができないのであれば
おそらく、この世の誰も占いはできません。
ぜひ、習うより慣れろ、で、学びながら読む練習も進めていってください。

前のお話

むぎのタロット講座:第2話 タロット占いをやってみよう!(タロット占いのやり方・カードの並べ方・問題解決方法)

2019.01.14
次のお話

むぎのタロット講座 第4話 カードの意味を知ろう! 0愚者

2019.02.02
目次
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ABOUTこの記事をかいた人

小学校の時にタロットに出会って以来、かれこれ20年以上タロットを取り扱っている。多くの人を占うだけではなく、自作のタロットを作るに至る。大学では分子生物学を専攻。趣味はイラストとゲーム作り。本業の傍ら、タロットを自由に楽しむ人が増えればいいなという思いからサイトを作る。