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タロットの意味:小アルカナのエースについて

ワンド1

小アルカナのエースについて

エースのカードの概要

小アルカナの各スートのエースはセフィロトの樹でいうところの第一セフィラ、ケテルに対応します。ケテルは全知全能の創造主をあらわしており、
ケテルの性質についてエリファス・レヴィは以下のように語っています。
セフィロトの樹

初めてとはなにか?言葉の基礎であり、言語の存在理由である。言語の本質は原理の中にある。すなわち原理とは存在するところのものでり、知能とは言葉となって現れる原理である。
知能の発する光とは何か?言葉である。啓示とはなにか?言葉である。存在が原理で、言葉が手段、そして存在の充実、或いは発展・達成、それが目標である。すなわち話すことは、創り出すことである。(中略)
啓示とは「言」である。けだし、言、すなわち言葉は、存在の衣であり、生命の特徴的しるしである。すべての形態は「言」の覆いである。なぜなら「言」という母観念が諸々の形態を産み出す唯一の存在動機であるからだ。すべての形姿は一つの性格であり、すべての性格は一つの「言」に属し、「言」に帰する。

人文書院 エリファス・レヴィ「高等魔術の教理と祭儀」より

新約聖書のヨハネ福音書が日本ではじめて翻訳されたときに「ハジメニ カシコイ モノ ゴザル」というなかなか衝撃的な訳だったのは有名ですが、元のヨハネの福音書はギリシャ語でかかれています。
そして冒頭の一文はこのようになっています。

Ἐν ἀρχῇ ἦν ὁ Λόγος, καὶ ὁ Λόγος ἦν πρὸς τὸν Θεόν, καὶ Θεὸς ἦν ὁ Λόγος.

(引用しといて私も読めないんですが)、ここでの「ハジメ」とは「ἀρχῇ」=アルケーを。
「カシコイモノ」とは「Λόγος,」=ロゴスをさします。

現在この聖書の一文は「はじめに言葉があった。言葉は神であった」と訳されることが多いです。
ただ、もとの文章を考えるとロゴスとは言葉そのものというより、「言語で表現できる論理」というもうちょっと広い概念かな?とおもいます。また、はじめに、というのもアルケーに対応するのだと考えると、世界のはじまりが、という意味よりも、「世界の根源をなすものは」と考えたほうがよさそうです。

このように、コクマーは全知全能の創造主を表すセフィラですが、彼らにとって物事の根源は何かというと、「言葉であらわすことができる原理」であると考えるのがよさそうです。

この世にあるものは、「言葉」で固定することで形をもち、意味をもちます。
つまり創造するということは言語で表現できる概念を創出することだと言い換えることもできるのではないかとおもいます。
エリファス・レヴィはケテルについて以下のようにも説明しています。

「神」の王冠は四つの花形装飾をそなえている
人文書院 エリファス・レヴィ「高等魔術の教理と祭儀」より

まとめると、ケテル=全知全能の創造主であるのであれば、諸々の概念を言語としてこの世界に現前させることができる存在となるので、各スートのエースは、各スートのもつ概念がこの世界にあらわれるときにどのような基本的な性質・現れをするようになるのかを示しています。

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ワンドのエース
・カップのエース
・ソードのエース
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